【保存版】定期預金とは?小学生にもわかる「定期預金」の仕組み・メリットデメリット

man
「定期預金っていったい何のこと?」
「定期預金について、実はよくわかっていない。」

定期預金については、多くの方が知っているようで正確に知っている方ははそれほどいないのが現状ではないでしょうか。今回は、小学生にもわかるようにやさしく、「定期預金」の仕組み・メリットデメリット・はじめ方を解説します。

目次

定期預金とは?

定期預金とは?

wikipediaによると

定期預金とは

満期日または据置期間を設定し、満期日まで、または据置期間中の払戻をしない条件で一定の金額を預け入れる預金

となっていますが、これだけではよくわからないため、噛み砕いて説明すると・・・

定期預金とは

預金する期間を決めて、その期間が訪れるまで引き出さないことを条件として、通常の普通預金よりも高い利息が受け取れる預金のこと

を言います。

例:三菱UFJ銀行

2018年11月金利

普通預金:年0.001%

例:三菱UFJ銀行

定期預金「スーパー定期」:年0.010%

例:三菱UFJ銀行
10倍の金利が設定されていることがわかります。

定期預金の仕組み

定期預金の仕組み

「普通預金」は

  • いつでも預金ができる
  • いつでも引き出すことができる

ため、非常に使い勝手の良い預金方法です。

お金が必要になったら、銀行に行っても、コンビニATMでも、デビットカードでも、出金ができます。

お金を自由に利用できるメリットがあるのが「普通預金」です。

「定期預金」は

銀行とあらかじめ約束した期間は引き出せないことを条件に

「普通預金」よりも高い利息

を約束された預金方法です。

あらかじめ約束した期間というのは

  • 1週間
  • 2週間
  • 1カ月
  • 3カ月
  • 6カ月
  • 1年
  • 2年
  • 3年
  • 4年
  • 5年
  • 6年
  • 7年
  • 8年
  • 9年
  • 10年

と、いろいろなパターンがあり、あらかじめ銀行がいくつかの満期の期間のパターンを「○○年もの定期預金」という形で用意しています。

満期とは
定期預金の場合は、定期預金であらかじめ約束した預金期間のこと

を言います。

ある一定期間引き出さないことを条件に「金利」が高くなっているのが定期預金

なのです。

man
「なぜ、一定期間引き出さないと、金利が高くなるの?」

銀行のビジネスモデルは

お客様から預金をしてもらって、預金してもらったお金を企業への融資や住宅ローン・カードローンなどで個人に貸し付けることで利ザヤを抜くビジネスモデルです。

銀行のビジネスモデルは
  • 「普通預金」金利:0.001%
  • 「定期預金」金利:0.001%~0.100%
    ・・・

という低金利で預金者からお金を調達して

  • 「カードローン」金利:5.0%~15.0%
  • 「住宅ローン」金利:0.5%~2.0%
  • 「融資」金利:1.0%~5.0%
    ・・・

という高金利でお金を貸すことで

融資金利 - 調達金利 = 銀行の収益

となるビジネスモデルなのです。

普通預金の場合

預金者がいつお金を引き出すかわからない不安定の資金です。貸付を安定的にしにくい資金なのです。

定期預金の場合

一定期間はお金を引き出さない、つまりお金がなくならないことがわかっている安定した資金です。貸付にまわしやすい資金なのです。

定期預金は

預金者のお金の使い勝手が悪い反面、銀行にとってはお金が安定的に貸付に回せるメリットがあります。

その見返りとして「普通預金」よりも金利が高いのが「定期預金」の特徴なのです。

定期預金の大きな誤解

定期預金の大きな誤解
man
「でも、途中で引き出せないのは、ちょっと不安なんだけど」

と多くの方が考えてしまうかと思いますが、ここに定期預金の大きな誤解があります。

「定期預金」の説明で

あらかじめ約束した期間は引き出せない

と何度も言ってきましたが、この言い方はわかりやすく伝えるためにそうしているだけであって

正確に言えば

あらかじめ約束した期間に預け入れを継続してくれたら、はじめに約束した金利が適用される
途中解約することで途中で引き出すこともできるが、はじめに約束した金利は大幅に減ってしまう

というものになるのです。

つまり、

定期預金も、金利が下がることを許容できれば、満期前に引き出しが可能

ということです。

man
「定期預金にしたいけど、なんか急にお金が必要になったら、怖いから定期預金は辞めておこう。」

という考え方は間違えなのです。

「定期預金」は、途中で解約すれば、引き出すことがいつでもできるものなのです。

例:ソニー銀行

円定期預金の中途解約
円定期預金の中途解約
当初お預け入れ期間
預入期間
1カ月以上1年以下1年超2年以下2年超3年以下3年超5年以下5年超7年以下7年超10年以下
1年未満10%10%10%5%5%5%
1年以上 2年未満20%20%10%10%5%
2年以上 3年未満50%20%10%5%
3年以上 4年未満30%20%10%
4年以上 5年未満50%30%20%
5年以上 6年未満40%20%
6年以上 7年未満50%30%
7年以上 8年未満40%
8年以上 9年未満40%
9年以上 10年未満50%
例えば
  • 「5年もの定期預金」金利:0.1%

に預け入れをして、3年で途中解約した場合は

「当初お預け入れ期間:3年超5年以下」と「預入期間:3年以上 4年未満」の交差する「30%」が適用されます。

中途解約利率 = 満期の金利:0.1% × 30% = 0.03%

となるのです。

「定期預金」は、適用される金利は下がってしまうが、途中解約もできる預金

なのです。

定期預金のメリット

定期預金のメリット

メリットその1.「普通預金」よりは金利が高い

2018年11月時点の「普通預金金利」と「定期預金金利」を比較すると

メガバンクの「三菱UFJ銀行」の場合

普通預金金利:年0.001%
スーパー定期(1年):年0.010%

10倍の金利が設定されています。

GMOあおぞらネット銀行の場合

円普通預金:年0.001%
円定期預金(1年以上2年未満)年0.200%

200倍の金利が設定されています。

2018年11月時点では、日銀のゼロ金利政策も継続されているため、「普通預金」の金利は、0.001%と1年で数十円しか利息が付きません。

ATMを1回利用すれば100円以上のATM手数料が発生してしまうため、それだけでマイナスになってしまいます。

「定期預金」であれば、銀行にもよりますが

10倍~300倍の金利設定となります。

「預金でお金を増やしたい。」という方も多いと思いますが

「定期預金」の方が「普通預金」よりも、格段にお金を増やしやすいのです。

メリットその2.元本が保証される!

元本保証とは?

全ての運用期間にわたって元本(はじめに預金したお金)の金額が減らないことを保証すること

を意味します。

「定期預金」は、元本保証の預金商品ですので、預金したお金が減ることはありません。

増えるだけです。

途中解約したとしても、元本が保証されたままです。適用される金利は下がりますが、元本が減ることはないのです。「定期預金」は、リスクがない資産運用方法と言えます。

メリットその3.「ペイオフ」の対象になる!

ペイオフとは

預金した金融機関(銀行)が経営破綻しても、政府が運営している「預金保険機構」によって

1金融機関1預金者あたりの元本1,000万円までと、その利息等が保護される保険の仕組み

です。

ペイオフの預金保護の違い

全額保護

  • 普通預金(無利息型)
  • 当座預金
  • その他預金(利息が付かないもの)

合算して元本1,000万円までとその利息等を保護

  • 普通預金
  • 定期預金
  • 財形貯蓄

預金保険の対象外

  • 外貨預金
「定期預金」は、「元本1,000万円までとその利息等を保護」する通常のペイオフの対象商品なのです。1,000万円までなら、銀行の倒産リスクを考えずに「定期預金」に預金することができます。

1,000万円を超えるばあいも、ペイオフは1銀行につきて元本1,000万円までとその利息等を保護ですので、複数の銀行の定期預金に分散すれば、倒産リスクを回避できます。

  • 預金額:3,500万円

であれば

  1. A銀行の定期預金:1,000万円
  2. B銀行の定期預金:1,000万円
  3. C銀行の定期預金:1,000万円
  4. D銀行の定期預金:500万円

としておけば、どの銀行が経営破綻しても、預金は、政府が運営している「預金保険機構」によって保護されます。

「外貨預金」などは「定期預金」よりも金利が高い預金商品ですが、ペイオフの対象にならないため、銀行の倒産リスクを負ってしまうのです。

メリットその4.「途中解約」できる!

前述した通りで、「定期預金」は途中で引き出さないと勘違いされている方も多いのですが・・・

途中解約して引き出すことができます。

満期まで待った場合の金利は適用されませんが、元本は保証されたまま、満期前でも引き出すことができるのです。

メリットその5.キャンペーンが多い!

銀行は「定期預金」に関しては、定期的に「キャンペーン」を行っています。

  • 「夏」や「冬」のボーナス時期
  • 「退職金」
  • 銀行が資金を増やしたいとき

GMOあおぞらネット銀行の場合

2018年10月の事業開始キャンペーン時で

  • 通常の定期預金金利:0.020%
  • キャンペーン対象の定期預金金利:0.200%

と、通常時期の定期預金金利の10倍の金利が設定されているのです。

「定期預金」は、定期的に金利優遇キャンペーンが行われているため、タイミングがあえば、かなりの高金利で資産運用できる預金商品と言えます。

メリットその6.特典付きの定期預金がある!

「定期預金」には、「特典付きの定期預金」を提供している銀行もあります。

「宝くじ」「馬券」など、一獲千金を狙えるものを預金額に応じて付与してくれる形の定期預金です。

man
「預金金利が低いなら、少しでも大金を獲得できる夢を見たい。」

という方におすすめできる定期預金です。

じぶん銀行

  • BIG付き定期預金(景品付き定期預金)
  • JRA馬券付き定期預金(景品付き定期預金)

静岡銀行/しずぎんインターネット支店/銀行口座

  • 宝くじ付き定期預金

メリットその7.満期までの期間が短い定期預金もある!

定期預金の中には

新生銀行

  • 2週間満期預金

東京スター銀行

  • スターワン1週間円預金

など、満期が「1週間」「2週間」とかなり短いものがあります。

満期までの期間が短い定期預金の特徴

メリット
  • 普通預金と比較すると高金利
  • すぐに満期が来るので途中解約しなくても、現金が必要になれば比較的すぐに手に入る。途中解約しなくて良いので、利息が減らない。
デメリット
  • 長期の定期預金と比較すると低金利
  • すぐに満期が来ますが、そのたびに定期預金の金利も変動する

満期が1週間、2週間でくるので、その時点で定期預金金利の利息が受け取れるため、「定期預金」の「途中解約のリスク」がほとんどないのが特徴です。

その反面、満期のたびに定期預金金利は変わってしまうので、事実上「変動金利」に近い資産運用となります。

「普通預金」の何倍も金利は高金利ですので、数年満期の「定期預金」のように

  • 長期的に預金資産のロックをされるのは困る

けれども

  • 普通預金では金利が物足りない

という方におすすめできるのが「短期の定期預金」なのです。

定期預金のデメリット

定期預金のデメリット

デメリットその1.金利は高いと言っても、元本保証でない預金商品にはかなわない!

「定期預金」には

  • 元本保証
  • ペイオフ対象
  • 途中解約ができる

というメリットがあります。

比較的安全な資産運用方法なのです。

そのため、

  • 「普通預金」よりも高金利

ではあるものの

元本が保証されない

  • 「外貨預金」
  • 「仕組み預金」

と比較すると、金利は低くなってしまいます。

金利の大小は

「普通預金」 < 「定期預金」」 < 「仕組み預金」 < 「外貨預金」

というのが一般的な関係となります。

デメリットその2.途中解約時には受け取れる金利が低くなる!

前述した通りで

「定期預金」は途中解約ができます。

しかし、途中解約をした場合には、満期時点で適用される金利から、大幅に適用金利が下がってしまうのです。

定期預金の種類

定期預金にも、いくつか種類があります。

定期預金

一般的な定期預金のこと

を言います。

期日指定定期預金

預入後、一定期間を経過すれば、満期を自由に設定できる定期預金のこと

を言います。

変動金利定期預金

金利が一定期間ごとに変動する形の定期預金のこと

を言います。

積立定期預金

毎月一定金額を積み立てながら定期預金に組み込めるもの

を言います。

まとめ

定期預金とは

  • 預金する期間を決めて、その期間が訪れるまで引き出さないことを条件として、通常の普通預金よりも高い利息が受け取れる預金のこと

を言います。

定期預金のメリットには

  1. メリットその1.「普通預金」よりは金利が高い
  2. メリットその2.元本が保証される!
  3. メリットその3.「ペイオフ」の対象になる!
  4. メリットその4.「途中解約」できる!
  5. メリットその5.キャンペーンが多い!
  6. メリットその6.特典付きの定期預金がある!
  7. メリットその7.満期までの期間が短い定期預金もある!

定期預金のデメリットには

  1. デメリットその1.金利は高いと言っても、元本保証でない預金商品にはかなわない!
  2. デメリットその2.途中解約時には受け取れる金利が低くなる!

というものがあります。

teacher

「定期預金」は

  • 元本保証
  • ペイオフ対象
  • 途中解約できる

と、かなり安全性の高い資産運用方法として考えることが可能です。普通預金金利がほぼゼロという時代ですから、資産運用のポートフォリオの一部は「定期預金」を検討してみると良いでしょう。


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