単利と複利で利子が違う
定期預金には、単利の定期預金と、複利の定期預金の二つの異なる商品が用意されています。この違いを理解しないで定期預金を比較検討してしまうと、本当にお得な定期預金が見つけられない可能性もあるのです。
単利とは
単利は、投資している元本の金額を維持したまま、利回りを計算する利息の計算方法です。
100万円で単利年率1%で3年間の預入期間の定期預金の場合
- 1年目 100万円(元本)×1%=1万円(利息)
- 2年目 100万円(元本)×1%=1万円(利息)
- 3年目 100万円(元本)×1%=1万円(利息)
- 合計 100万円(元本)+3万円(利息)=103万円
複利とは
複利とは、基準の期間で投資している元本と利息を合算して、投資している元本として計算し、利回りを計算する利息の計算方法です。
100万円で複利年率1%で3年間の預入期間の定期預金の場合
- 1年目 100万円(元本)×1%=1万円(利息)
- 2年目 101万円(元本)×1%=1万100円(利息)
- 3年目 102万100円(元本)×1%=1万201円(利息)
- 合計 100万円(元本)+3万301円(利息)=103万301円
となります。複利計算の方が利息額が大きくなるのです。上記の計算では301円の差ですが、金額が大きくなるとこの金額もバカにできません。単利と複利の仕組みを理解した上でおなたに合った定期預金を選びましょう。
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