短期の定期預金の方がお得な理由
1週間満期定期預金、2週間満期定期預金の人気が高まっています。では、1年満期定期預金、3年満期定期預金などと比べて、短期の定期預金のメリットは何なのでしょうか?
短期の定期預金のメリット
金利高い
定期預金の金利は、日銀が民間の銀行に貸し出す政策金利(無担保コールレート翌日物金利)に連動します。景気が良くなれば金利は高くなりますし、景気が悪化すれば金利は低くなります。
1週間で満期が来るということは、銀行はこの政策金利に合わせて金利を変えることができます。長期の定期預金の場合は、預入期間の金利で固定されてしまうため、銀行のリスクは大きくなるのです。つまり、銀行のリスクが少ない、短期の定期預金は高めの金利がつけられるのです。
金利が上がる可能性もある?
短期の定期預金は、満期がすぐ来るため金利が景気に連動して変動します。2013年の今が景気が悪いため、今後景気が上がれば短期の定期預金金利も上昇するはずなのです。
数年分の金利が確定してしまう、長期の定期預金金利よりもお得と言えます。
いつ解約しても良い
正確に言えば、1週間満期の定期預金であれば、数日待てば満期になるためそれまでの利息が満額てにはいるのです。長期の定期預金も途中解約は可能ですが受け取れる利息が5割~7割に減ってしまうのです。今後、資金を別のものに使う可能性もある場合は、短期の定期預金が使いやすいのです。
キャンペーンが手厚い
銀行側も、リスクの低い短期の定期預金の方を積極的に販売していきたいのです。そのため、夏や冬のボーナス時に行われる定期預金のキャンペーンも、比較的短期の定期預金の方が手厚い設計になっています。
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