好景気になると思うのなら短期の定期預金
2013年のアベノミクスが成功し、2014年も増税がありながら株価は上昇するという状況で、徐々に景気が回復していると、実感するかどうかは別として報道されています。
では、景気が上昇しすると予想する場合にはどのような定期預金選びが必要になるのでしょうか。
景気が上昇すると思うなら短期の定期預金
短期の定期預金というのは、2週間定期、1ヶ月定期、3か月定期などのことを言います。この短期型の定期預金の場合は、短期の期間が終わっても自動更新になるため、ほぼ継続的に利用できる定期預金ということになります。
1か月定期だとした場合には、1か月間は定期預金なので、同じ金利が適用されますが、1ヶ月経過した後はそのときの金利水準で見直されるのです。
定期預金の金利は景気に連動するので、景気が良くなれば、1か月ごとに金利が見直されるたびに定期預金金利も上昇することになります。
しかし、例えば10年ものの定期預金の場合を考えてみると、10年間一定の金利のため、景気がどんどん上昇しても、金利は10年間変わらないのです。
景気が良くなるのであれば、短いスパンで景気の影響が反映される短期型の定期預金を選んだ方が利息収入は大きくなるということなのです。
逆に景気が悪くなるのであれば、預入時の金利が長期間反映される長期型の定期預金を選んだ方が利息収入は大きなるのです。しかし、2014年現時点で景気は不景気であり、定期預金金利も最低水準であるため、これ以上預金金利が下がることは考えにくいのです。
つまり、2014年の現段階であれば、短期の定期預金を選ぶ方が利息収入が大きくなる可能性が高いと言えるでしょう。
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